めも

主にUnity

今まで買った環境・地形系Assetの寸評・互換性をかいてみる

unity...ついついいっぱい課金しちゃいます...

僕はまだまともなゲームは作っていませんが、買ったAssetの評価を正直に書いてみようと思います。

MapMagic World Generator

地形の無限生成アセット。

ノードで地形を組むのですが、このノードが全く直感的ではなく、試行錯誤して作らなければなりません。本家のデモや他人の作例を参考にして作るのが最善策だと思いますが、結構とっつきにくいのが難点です。

そして、ノードで作るので、ココらへんに山…ここらへんに池を…などと、自分の思い通りの地形を作るのは難しいです。
一応画像をインプットして大まかな地形を作る機能がついていますが、16bitのグレースケールRawファイルとかなり用意がしにくいのも難点です。

しかし地形の無限生成はかなり魅力的で、とにかくなんにも考えずにでっかいのを作りたい人にはベストかもしれません。

CTS

地形用のシェーダ。

細かい仕組みはよくわかりませんが、とりあえずTerrainに適用すれば地面の見た目が綺麗になります。
なんにも考えずに綺麗な地面を作りたい人にはベストだと思います。

Voxeland

主に洞窟作成用の地形システム。
数少ない洞窟を作成する方法の一つです。

適当にブラシで穴をほっていると、細かい点々が地面から離れて浮いてしまう上、unity標準のterrainとは違いブロックを積み上げたり掘ったりして地形を作るため、思う通りにやりにくいのが難点です。

unityのterrainデータは流用できないはずなので、MapMajic連携で使うなら多少は楽だと思います。

あと松のリアル系の3dモデルが7つ付いていたのは地味に嬉しいです。

Enviro

雲エフェクトの生成、太陽・月・星のSkyBoxの挙動・明るさ・満ち欠け制御、雷・雪の生成・小鳥・虫の声を流すシステム。
これ一つでTerrainの外側はだいたいなんとかなります。

雲以外は頑張れば簡単にできそうですが、雲が動くしライトを反射するのでなかなかリアルで魅力的です。
同じ時間帯しか使わず天気の変化もあまり必要ないのであれば、いらないと思いますが、それ以外の場合は結構使いやすいと思います。

Prehabを置くだけでよいのでとても楽ですが、雲の上を飛べないのが難点です。
上空に行き過ぎるとこんなふうにバグります。
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でもこの機能はそのうち追加されるようです。→https://forum.unity.com/threads/released-enviro-sky-and-weather-dynamic-sky-and-weather-system.317986/page-37#post-3366408
楽しみですね(^○^)

Vegetation Studio

植物レンダリング用のアセットです。なんといってもその爆速レンダリング!!

Unityのterrainで植物を生成した場合(僕の適当配置(`・ω・´))UHD95FPS

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Vegetation Studioで生成した場合(自動配置)UHD135FPS

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(どちらもi5-7400 + 16GB Memory + GTX1060 6GB)
何も考えずにシーンに置けばOKで、非常に便利です。ノードを組まずに直感的パラメーターで操作できます。
でもProの方はバイオーム機能などいろいろあるので、今買うならProのほうがいいと思います。

将来的にVoxelandと一緒に使えるようになるようです。→[RELEASED] Vegetation Studio

デモ
Unity標準
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CTS
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CTS+Vegetation Studio
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CTS+Vegetation Studio+Enviro
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互換性について

僕が試した感じでは、

MapMajic: CTS, Voxeland, Vegetation Studio, Enviro

CTS: Mapmajic, Vegetation Studio, Enviro

Voxeland: Mapmajic, Enviro

Vegetation Studio: MapMajic, CTS, △Enviro(木が透ける)

Enviro: △Vegetation Studio(木が透ける) 以外